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勉強法方程式その2~得点力の分析~

      2016/03/06

さて、合格力の分析では、
*2 「本番での得点力」=「得点力」×「本番力」
という公式が出てきました。
試験本番での得点力は、普段の得点力をどれだけ本番で出せるかにかかっている。
といった公式です。
では普段の得点力は何に左右されるのでしょうか。
主に得点力は「記憶量」と「的中率」で決まります。
記憶量は文字通り、それまで蓄えてきた記憶の量を指します。
これには英単語や漢字、公式などの単純な知識に加え、その公式の使い方なども含めることにします。
(以前は知識量と読んでいましたが、公式の使い方や文章の読み方など単純な知識と区別しにくいため記憶量と呼ぶことにしました。)

それでは何でもかんでも覚えれば良いのかというとそう簡単にはいきません。受験には出る知識と出ない知識があるからです。英語で言えば、be動詞の活用を覚えるのは得点力につながりますが、俗語の使い方を覚えても直接的な点数につながりません。化学を例にするとどうでしょうか。フッ素の知識がたくさんあれば得点力は上がります。ハロゲンの性質はよく試験に出るからです。ストロンチウムについての知識がたくさんあっても得点力は上がりません。ストロンチウムなんて試験に出ないからです。

このように、知識には得点に絡む知識とそうでないものがあります。
自分が持っている知識の中の得点に絡む知識の割合、
僕はこれを「的中率」という形で表現してみました。
*3 「得点力」=「記憶量」×「的中率」

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