受験本番はプラス思考(加点方式)で考える
受験本番の心構えで点数は大きく変わってきます。
実際に試験を受けている時、どういう心持ちでいれば良いのでしょうか。
試験本番で僕が一番気にしていること。それは「加点方式で考える」ということです。
加点方式で考えるとはどういうことか。
それはつまり、一問一問点数をもぎ取っている感覚で試験を受けることです。
例えば理科の試験を受けるとします。
「一問目がわからない。ああ、やばい、この一問はたぶん5点くらいあるだろう。
これを解けないと満点は95点になってしまう。しょうがないから次に進むけど、95点満点になってしまったからこれ以上の減点は避けたいぞ・・・」。
こう考えるのが減点方式の考え方です。
減点方式で考えるとものすごいプレッシャーがかかります。
その一問をどうしても取らなければならない気になってしまうので、その一問に固執して無駄な時間を使ってしまうことも多々あります。
では加点方式とはどういう考え方か。
「一問目がわからない。まあいいや。次へ行こう。二問目の問題は楽勝だな。よし、これで5点とったぞ。少しずつ点を積み重ねていこう」。
この考えが加点方式です。
どちらの考え方をしても一問目はできていないのに変わりはありません。しかしこの考え方の違いが心理面で大きな違いを生みます。プレッシャーのかかり方が全く違うので、最終的に解けなかった一問目もリラックスして解けるようになることがあります。逆に減点方式だと先に行けば行くほどどんどんプレッシャーがかかるので、できる問題もできなくなります。
少なくとも僕は考え方を変えてから得点力が大幅に伸びました。
ちょっと考え方を変えるだけで点数が伸びるので、本番に弱い人は是非試してみてください。