大学受験勉強法NAVI〜医学部生が教える5プラス1の勉強法〜

大学受験勉強法NAVIは非進学校、低偏差値からのスタートで国公立医学部に合格した医学部生がお送りする大学受験勉強法ブログです。

先に答えを見る理由

   

僕は問題集を使う時、解く前に答えを見ることを推奨しています。
それは次のような理由からです。
一つ目。効率の問題。
問題集を自力で解いていると
どうしても時間がかかります。
答えを先に見るのと、悩んで悩んで解いていくのでは、
問題集一冊終わらせる時間に大きな差がでるのは明白でしょう。
少ない時間で合格を勝ち取るためには
答えを見てしまったほうがいいのです。
二つ目。モチベーションの問題。
問題集を自力で解いていると、
解けない問題がでてきます。
最初からスラスラ問題集が解ける人はいいのですが、
そうでない人は
「解けない→やる気なくす→やめる」
こういった展開に陥りやすいです。
最初から答えを見れば、そういったことはないので
モチベーションの維持につながります。
三つ目。快感の問題。
問題集を自力で解き、その場の快感に浸る受験生が多いです。
解けた、解けなかったを気にしすぎて、
最終目標が合格することだというのを忘れてしまいます。
はっきり言って今問題が解けたかどうかは関係ありません。
全ては本番の点数で決まります。
たまに自力で解いて快感を味わうのはいいでしょう。
精神的に良い効果を及ぼします。
しかし、それを勉強の中心にしてはいけません。
数学の問題を一問に何時間もかけてしまう人は要注意です。
上記の理由から、
問題集は答えを先に見るほうが懸命です。
最後に言っておきたいのですが、
僕は問題集を自力で解くことを完全否定しているわけではありません。
最終的にアウトプットの練習をするのに、
問題集を解くことは大いに勉強になります。
しかし、多くの受験生は最初から問題集を自力で解こうとします。
レベルの低いうちに問題集を自力で解こうとしても
解けずに中途半端に終わってしまうケースが多々あります。
それもそのはず、問題集を解くための知識が足りていないのです。
つまりインプットが欠けた状態です。
自分の頭の中にないものはどう考えても生み出せません。
生み出せたとしても、時間がかかります。
勉強の初期状態はとにかくインプットに集中すべきです。
【まとめ】答えを先に見て、インプットに徹しよう!

 - 問題集の使用法