記憶の過程を見てみよう
今回は記憶の仕組みについて軽く説明していきます。
それではどうぞ。
記憶というのは3つのプロセスに分けることが出来ます。
『記銘、保持、想起』の3つです。
一つずつ説明していきます。
まず記銘。
これは覚えるときにあたります。
INPUTの過程ですね。
まずは覚えなければ話にならないわけです。
そして次、保持。
覚えた知識をすぐに忘れてしまったら意味がありません。
知識は頭の中に保存することが必要です。
それがこのプロセス、保持です。
最後、想起。
折角知識を蓄積しても、それが使えないとダメですね。
蓄積した知識を思い出す部分。
それが想起です。
この3つの段階を知っていれば、
自分の暗記にどこが足りないのかわかりますね。
多くの受験生は保持の意識が足りない気がします。
問題集を一回やっておしまいっていうタイプの人です。
折角問題をインプットしたのにそれが消えてしまうんです。
これではもったいないですね。
実は記銘部分もしっかりしていない人もいます。
勉強法をかじってる人に多いです。
「問題集を効率よくやる」
とか言って問題集を読んでるだけ。
何度も読むならまだしも一回だけ。
そんな人が予備校時代にいました。
これで暗記できる人ならいいんですが、
たいがい暗記不可能です。
問題を覚えているかどうかの目安は、
今自力でやって解けるかどうかです。
全体を軽く見るといった勉強も効果はありなのですが、
それだけをやると自滅します。
一回目にしっかり暗記。
復習でそれを維持することを意識してください。
今回は3つのプロセスを紹介しました。
今自分にはどこが足りないのか考えて
勉強を見直してください。
【まとめ】記憶には3つのプロセスがある!どこが足りないか見極めよう!