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合格体験記その4

   

「予備校選びで大失敗」
合格体験記です!
前回…予備校に通いはじめました。
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■予備校失敗パターン
前回予備校選びで失敗した話をしたので、今回もう少し詳しく書こうかと。
さて、僕は合っていない予備校にいったわけですが、どこが駄目だったかというと、
・拘束時間が長い
・医学部情報がほぼ無い
・上のクラスは難易度が高い
ひとつずつ説明していきましょう。
①上のクラスは難易度が高い
予備校に入ってすぐ、なぜか上のクラスに入れられてしまいました。
医学部志望ということだからでしょうか。
当時の僕は「医学部志望なんだから上のクラスでいいだろう」と思っていましたが、
これが大きなミスでした。
「高いレベルの学校を受ける。だからレベルの高い授業を受けよう。」
一見正しいように見えますが、これは受験の破滅パターンです。
高三のときの僕はドラゴン桜の生徒レベル、
とまではいきませんが、医学部受験生としては非常に低い学力でした。
偏差値でいうと50を切っているレベルです。
数学でいうと部分積分ができないレベル。
そんなレベルで上のほうのクラスに入るとどうなるか。
当たり前ながら理解ができません。
なんとか食らいついて予習復習したとしても、
基礎がなっていないのですぐに覚えたことは忘れてしまいます。
はっきりいって時間を大きく無駄にしていたように思えます。
たとえ東大を目指そうが医学部を目指そうが、
受けるべき授業は身の丈にあった授業。
まずは基礎からです。
!身の丈にあった授業を受ける!
②拘束時間が長い
当時の僕に必要だったのは基礎的な知識をガンガン詰め込むことでした。
数学でいうならとにかく教科書レベル。
まずはそこを完璧にしないと駄目だろうと今になって思うのですが、
当時の僕はそれに十分な時間をかけることができませんでした。
予備校の授業でいっぱいいっぱいだったんです。
大手で放置の授業スタイルだったら、
授業切りまくって基礎知識を自分で勉強する時間を作れたのですが、
僕の通っていた予備校はそこまで大手の予備校じゃありませんでした。
勝手に授業を切るといったことができませんでした。
(というか当時は授業を切るなんて考えてもいませんでした。)
中途半端に面倒見がよい予備校だったのがいけなかったんだと思います。
完全監視型の塾だったら僕の成績と理解度を見て、クラスを下げたと思います。
完全放置型の予備校だったら僕が勝手に判断して授業を切ることができました。
その間の中途半端に面倒見がよい予備校に通っていた僕は、
授業に出ないといけないので時間がない
→授業に出てもほとんど理解ができない
→もっと基礎的な項目を勉強するべき
→授業にでないといけないので時間がない
こんな負のループにはまってしまいました。
!拘束時間の長い予備校はよく考えてから!
③医学部情報がほとんどない
医学部受験専門の予備校ではなかったので、医学部情報がほとんどありませんでした。
医学部合格実績もほとんどない。
これでは先生もアドバイスしようがない。
予備校にいく一つのメリットとして「受験の情報が手に入る」といったものがありますが、
僕が通っていた予備校はそのメリットが全くありませんでした。
やっぱり医学部受けるならそれなりに医学部合格実績のある予備校がいいです。
医学部合格実績のある塾や予備校には医学部受験生が多く集まります。
当然医学部の情報も手に入りますが、それより大きいのは友達の存在。
僕の予備校では医学部志望が周りに僕しかいませんでした。
これではモチベーションも下がってくるし、
入る情報も入ってきません。
医学部志望ならまずは医学部志望の集まる予備校を考えてみた方が賢明です。
!医学部志望は医学部志望の集まる予備校へ!

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