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実はすごい調査書

   

こんばんは。
もうすぐ国公立の出願締め切りですね。
すでに出願をされた方も多いと思いますが、今日も出願のお話です。
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前回までは出願の際に何をみて決めればよいかを書きました。
データリサーチを使って合格最低点を割り出せということですね。
実はここで重要になるポイントがあります。
それは、
「現時点での確定事項とは何なのか?」
ということです。
現時点での確定事項はセンター試験の点数です。
今のセンターの点数が持ち点となって、それに二次試験の点数を足したもので最終的に勝負は決まります。
それは当たり前ですが、実はセンターの得点以外にも現時点での確定事項があるのです。
それは、「調査書」です。
国公立のいくつかは、センター試験、二次試験のほかに面接、調査書に点数をつけているところがあります。
調査書が点数化されている大学、地方公立の優等生の方は有利になります。
たとえば調査書が点数化される大学として福島県立医科大学があります。
ここはセンター試験が英語100点、数学100点、理科2つで100点、国語200点、社会100点で、二次試験が英語200点、数学200点、理科2つで200点、そして面接が120点、調査書100点です。
この調査書100点、相当でかいです。
調査書がどのように点数化されるかは実際わかりませんが、ほとんどそのまま点数化されるそうです。
たとえば調査書4.9の受験生がいたとします。
そのまま点数化すると、98点です。
福島県立医科大学はセンター英語が100点配点になっています。
つまり調査書4.9は、センター英語で196点をとったのと同じことになるのです。
これは相当なアドバンテージになります。
調査書がよい人はこういう大学に出願してみるといいかもしれません。
もしかしたらセンターの失敗を挽回できるかもしれませんよ。
逆に調査書が悪い人はこういった大学は避けておくと無難です。
僕も調査書が悪い人だったので、こういう大学は避けておきました。
実際このアドバンテージを使って合格した友達は数名います。
皆さんも是非活用してみてください。

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