合格体験記その16
「ハイレベルすぎる講座はあんまり意味がない」
医学部受験合格体験記です!
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■予備校の授業選択に時間を使いすぎた
予備校の授業は月曜から土曜まで、ほぼ時間が埋まっていました。
英語、数学などは受ける講義が決まっていて、
理科、社会は受ける講義を自由に選べる形式になっていました。
全部見てから選択するというのが当時の僕のスタンスだったので、
とりあえずほぼ全ての理科の先生(化学だけで3、4人いたと思います)の講義を受けてみました。
大手予備校のエンターテイメント性溢れる講義は僕にとってどれも新鮮で、
どの先生の講義も素晴らしく感じました。
結局どの先生の講義を受けるか迷ったまま、第3回くらいまでいってしまいました。
今思うとここで大きな時間をロスしました。
どの先生も一長一短あります。
ベストの先生を探そうとするのは時間がかかります。
「この先生だったら1年間一緒に勉強できそうだな」
と思えたらもうその先生で決めちゃった方がいいです。
!講座選びに時間をかけすぎない!
■ハイレベルすぎる講義
当時は気づきませんでしたが、講義がハイレベルすぎました。
はっきり言って、僕の成績で受けるべき講義ではなかったと思います。
例えば数学で言うと「セレクト理系数学」。
国公立医学部クラスの標準数学テキストがこれなのですが、
なかなか難しい。
もう一つ下のレベルの講義を受けるべきでした。
そして極めつけは「国公立医学部特講シリーズ」。
医学部用の受験講座です。
これは相当ハイレベルでした。
国公立医学部化学特講なんかは相当ハイレベルでした。
それでも僕は受けていました。
先生が上手に説明するので、なんとなくわかったような気になってしまうんですよね。
ところがしっかりわかっているはずもなく、国公立医学部化学特講で覚えた知識はすぐに消えてしまうわけです。
基礎知識がしっかりしてないのにハイレベルなことをやっても身につきません。
低偏差値からの医学部受験はこれがとても大事。
「医学部に行きたい→医学部に行くにはハイレベルな知識が必要→医学部特講を受けよう」
という発想の人が多い。
僕もそう考えていました。
医学部志望なんだからもっとハイレベルなことをやらなくてはと思ってしまう。
これが医学部受験の大きな罠。
大切なのはそんなハイレベルなことよりも、基本、標準レベルの問題をいかに速く正確に解くかです。
!すぐにハイレベル講座に飛びつかない!