参考書をたくさん買うのは良いことなのか
2016/03/06
化学の参考書は何を使ったらいいかという質問がありました。
それで思い出したのですが、書きたいことがあったので書きます。
参考書はいくつ買ってもいいというお話です。
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参考書は好きなだけ買うことをオススメします。
特に化学なんかは買いまくっていいでしょう。
僕のサイトをよく読んで下さっている方は
「あれ?ひとつの問題集をやりこんだ方がいいって言ってたよね?」
と思うかもしれません。
そうです。
問題集の場合は一冊をやりこんだ方がいいです。
しかし、参考書は買いまくった方がいいです。
何故かと言いますと、主に参考書は「わからない部分の理解、補足」に使うものだからです。
学習の初期段階ではひとつ読み通す参考書が必要かもしれません。
しかし、ある程度学習が進んでからは参考書よりも問題集による学習にシフトしていくべきでしょう。
学習が進んでからは、参考書を辞書的に使うことをオススメします。
例えば化学の無機の問題を解いているとします。
塩素の問題が出ていたとしましょう。
その問題を解いた後、ハロゲン全体のつながりがイマイチだなということに気づきます。
そういう時に参考書を使うといいと思います。
断片的な知識がまとまって非常にいい効果をもたらすと思います。
たくさん買えというのは、参考書ごとにわかりやすい解説とわかりにくい解説があるからです。
ある参考書は酸化還元が自分にとってわかりやすい、また別のはモルの説明がわかりやすい。
何冊か参考書を持っていると理解のスピードは上がると思います。
最後に一つだけ言っておきますが、僕は参考書を何冊も読みふける勉強をすすめているわけではありません。
参考書を何冊買っても、調べ物に使うだけでそこまで時間をとられないから(戦力が分散されないから)OKだと言っているだけなので悪しからず。