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問題集の使い方実践編(2)

   

前回はとりあえず答えを見て、
一問完璧に解ける問題を作れといいました。
今回はその問題を次にどうするか説明します。
一問を完璧にしたら、その問題はほっといて
別の勉強をしてください。
大事なのはその次の日です。
次の日に同じ問題を復習してください。
絶対に次の日です。
別の記事で記憶術関連の話をした時に詳しく言いますが、
次の日にやらないとその問題を忘れてしまい、
また最初から覚えなおす羽目になります。
また、同じ分野の違う問題で演習した方がいいのではないか
と思う人も多数いるとは思いますが、
絶対に同じ問題をやってください。
これも理由は記憶術関連のところで言います。
やり方を説明します。
まず例によって問題を見ます。
昨日ストックした問題ですので、
7割方わかると思います。
簡単な問題なら全部わかります。
もし問題を見てすぐわかるようなら
答えを確認してください。
「ああ、やっぱり!合ってるじゃん。」
そう思ったらその問題にチェックをつけて次にいって下さい。
○でも×でもチェックマークでも何でもいいです。
何度も解ける問題を解きなおして快感に浸る受験生がいますが、
あまり意味を持ちません。
たまにやるならモチベーションの向上につながるのでいいのですが、
それでは点数は上がらないのでできるだけやめましょう。
もしもちょっとでもつまずく場合は、
今回もすぐに答えを見てください。
「ああ!ああ!そうだよ!そう!忘れてた!
簡単じゃん!俺もう一回やったら解けるよ。」
こういう風に思ったら、
具体的に言いますと
「問題はすぐに解けなかったが、
答えを見た直後にならスラスラ解ける場合」
そんな時はチェックをせずに先に進みます。
答えを見ても
「え?そうだったっけ?やべー、ちょっとあやしい」
そういう時は一回目のように解きなおします。
新しい問題を解きつつ、
以上のプロセスを毎日続けます。
そうするとチェックマークがたくさんつく問題がでてきます。
教科にもよりますが、
チェックマークが6~7個ついてる問題は瞬殺できるでしょう。
問題を見た瞬間に答えが頭の中にある感じです。
大げさに言うと、考える前に手が勝手に解いている状態です。
こういう状態になった問題は、
とりあえず毎日の復習からはずします。
最終的に問題集の中の必要な問題全てをこの状態にもっていきます。
それが問題集一冊暗記した状態です。
もしかすると勘違いした方もいらっしゃるかもしれませんが、
僕が言っている暗記はこういうことです。
「67ページにどういう問題があって答えは○○だ。」
とか言えるようになれと言ってるのではありません。
そこまでの暗記は流石に必要ないのでご注意を。
大体問題集の使い方はこんな感じです。
復習方法については雪達磨式復習法、
リング式復習法など他にもいろいろとあり、
まだまだ書きたいことがたくさんあるのですが、
上記の使い方が僕の基本スタイルだったのと、
これが一番使い勝手がよいという理由から、
まずはこれを紹介しました。
【まとめ】同じ問題を毎日復習しろ!

 - 問題集の使用法