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過去問利用法(1)

   

大学受験医学部勉強法、今日の記事です☆
前回は、「大学受験でまず念頭におかなければいけないのは何か、
それは本番での点数である」といった話をしました。
本番での点数をとることがまず最優先になるということですね。
では本番での点数をとるためにできることは何か。
そのためにまず必要なのは過去問を買うことです。
受験生の皆さん、過去問は受験を決意したその日にすぐに買ってください。
高校三年生だったら4月に買ってください。
「4月に買うなんて早すぎる。第一まだそのレベルまで到達していない。」
という人もいるかもしれません。
しかし、そのレベルまで到達していなくて当然。別にレベルなど関係ありません。
何故問題が解けるレベルでなくてもいいのか。
それは、過去問は力試しとして解くものではないからです。
過去問を力試しとして解くという使い方も確かにあります。
が、しかし、過去問をそれだけで終わらせてしまうのはもったいない。
過去問は志望校の研究用に使うのです。
前の記事で、目的地の話をしました。
目的地に行くためには地図がないといけません。
この場合、地図が過去問にあたります。
過去問を見ることによって、相手の出題パターンを知り、
それにあわせて受験勉強を開始するのです。
まずは相手を分析し、自分との距離を知り、そして受験を攻略する。
そういった考えが正しいと僕は思うのですが、
多くの受験生はこういう考えをしていません。
「コツコツコツコツしっかり真面目に勉強していればいつかは志望校に合格する」
このように考えている受験生を今までたくさん見てきました。
それではいけません。
ちょっと例えがおおげさですが、
「東京から大阪へ行くのに何も見ずに勘で歩きつづければいつかはつく」
と言っているのと一緒です。
闇雲に勉強していても効果は薄いです。
まずは過去問を分析し、目的地までの道のりをはっきりしましょう。
次回は具体的な過去問の見方について書こうと思います。
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